« 母の死(2) | トップページ | 勝ちを引き寄せる »

銀河観音

 大変不思議な展覧会を見せていただくこととなった。

 娘からの連絡では、知り合いの嵯知さんという方の個展が銀座であると言う。内容は人物中心の水墨画とのことで、あまり乗り気ではなかったが、会場内で篠笛のミニコンサートがあるというので、これに引かれて急遽出かけることとした。

 銀座はソニービルの裏手にある小さなギャラリーは沢山の人で埋まっていたが、妙に静かで、絵を描かれた高杉嵯知さんが赤紫の法衣を着て、人々の間を巡って、にこやかに挨拶して回っておられた。

 4,50枚展示されている絵の題名は総て「銀河観音」で、女性の上半身を薄墨で描かれた、素朴で素晴らしい雰囲気の絵だった。これらの絵は過去に描かれたものではなく、この展覧会のために一気に描いたものだとことである。

 解説書によると、嵯知さんは仏の啓示で仏門に入り、仏の指示でこの観音様を描いているのだとのこと。誠にスピリッチュアルな世界を垣間見ることとなった。

 いつ篠笛の演奏会があるか分からなかったので、早めの午後3時過ぎについたが、暫らく待っても一向に始まる気配がないので、聞いてみると、嵯知さんにも分からないとのこと。二時間ほど待って、5時過ぎにようやく、篠笛の奏者(雲流さんという方)来れれて、始まった。

 篠笛あり、竜笛あり、縦笛ありで、アドリブで吹かれているのではないかと思うぐらい、その場の雰囲気にぴったりの曲が流れて、大変幻想的でした。雲流さんご自身も、この音楽がこれら観音様の背景として、演奏したいとの事。

 素晴らしい演奏で、小さい音も聞き漏らすまいと、どっぷりとその雰囲気に入り込んでしまった。30分足らずだったと思うが、笛の奏でる祈りの気持ちを堪能した一日であった。

|

« 母の死(2) | トップページ | 勝ちを引き寄せる »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1140372/31381672

この記事へのトラックバック一覧です: 銀河観音:

« 母の死(2) | トップページ | 勝ちを引き寄せる »